シュナイダーエレクトリックグループがインベンシスの社名変更、事業分割

Submitted by Shin Kai on

 

日本のシュナイダーエレクトリックは2017年3月27日、グループ会社のインベンシスプロセスシステムスが、シュナイダーエレクトリックシステムス(Schneider Electric Systems Japan Inc.)に4月3日付けで社名変更するとともに、インベンシスの産業向けソフトウエア部門を事業分離し、新たにシュナイダーエレクトリックソフトウエア(Schneider Electric Software Japan Inc.)を4月3日付けで設立すると発表した。今回の社名変更と事業分割は、ブランドの統合と強化、専門性の高いソリューションの深耕を目指すもの。シュナイダーエレクトリックは、グローバルで体勢の整った市場からブランドの切替えを進めており、日本市場でもその時期を迎えたことになる。

インベンシスは、2014年にシュナイダーエレクトリックのグループ会社となり、生産現場やプラントなどでの経営と操業の効率化に寄与するソフトウエア、システム、制御装置を提供してきた。今回の発表により、インベンシスの事業組織は4月3日以降、工場やプラントの安定・安全操業を実現するプロセス制御システムや安全計装システム、各種センサを提供するシュナイダーエレクトリックシステムスと、生産効率化・高収益化を実現するソフトウエアベースのソリューションを提供するシュナイダーエレクトリックソフトウエアの2社に分割される。