インドのIT 産業は2016年10－12月期も好調を持続

インドの情報技術（IT）サービス産業の2016-2017会計年度第3四半期（10-12月期）の業績は、安定的な成長を継続している。このInsight 報告書では、インドのIT サービス事業分野の実績を分析し、前年同期と比較している。

この報告書では、国立証券取引所（National Stock Exchange: NSE）またはボンベイ証券取引所（Bombay Stock Exchange: BSE）のどちらか、または両方に上場しているトップ20社のインド系IT 企業の財務実績について議論している。従って、このレポートが、インドのIT 市場のあらましを反映していると見てもよいだろう。ここに含まれるサプライヤの第3四半期の売上高の合計は、131億ドルであり、前年同期比で6.5％の成長率を示した。20社のうち6社のみがソフトウエアまたは製品の売上高の前年同期比で減少したが、残りは成長を示した。同四半期中にインド通貨ルピーは前年同期と比べて2.1％下落した。