インダクティブ・オートメーション、ネットワーク・エッジ用ソフトウエアの新ラインを発表

Submitted by Shin Kai on

 

米カリフォルニア州フォルソム(Folsom)を拠点とする産業用オートメーションのソフトウエア会社インダクティブ・オートメーション(Inductive Automation)はこのほど、ネットワークのエッジ向けに開発したイグニッション(Ignition)製品の新ラインとなるイグニッション・エッジ(Ignition Edge)の提供を開始した。このうち1製品Ignition Edge MQTT は、シーラス・リンク・ソリューションズ(Cirrus Link Solutions)との協働により開発された製品である。インダクティブ・オートメーションはまた、同社のウェブサイトでイグニッション・エッジの無料試行の提供を開始した。

同社の主力製品であるイグニッションは、HMI、SCADA、IIoT を構築するソリューション向けのツール統合型の産業用アプリケーションプラットフォームであり、100カ国以上で使用されている。

イグニッション・エッジは、軽量、低価格のイグニッション製品ラインであり、ネットワークのエッジ部におけるフィールド機器やOEM 機器に組込まれるよう設計されている。イグニッションが中央サーバ上で動作し多数のクライアントに展開するよう設計されているのに対し、イグニッション・エッジ製品は、ネットワークのエッジ部のデバイスに実装できる。リリースされた同ラインには、イグニッション・エッジ・パネル(Panel)、同エンタープライズ(Enterprise)、同MQTT の3製品が含まれる。