ハネウェルのクラウド利用e ラーニングソリューションが運転員の水準能力を育成

ハネウェル・プロセス・ソリューションズ（Honeywell Process Solutions）はこのほど、同社のユニシム・コンピテンシー・スイート（UniSim Competency Suite）プラットフォームに基づく新しいコネクテッド研修ソリューションを発表した。ハネウェル・コネクテッド・プラント（Honeywell Connected Plant）に含まれるこのUniSim eLearn（ユニシム・イーラーン）は、クラウド内でホスティングされ、運転員訓練シミュレーション（OTS）へのアクセスを変える。効果的な運転員の水準能力管理を提供する主要ツールの1つである。

OTS はプロセス産業においては運転員の訓練手段として定着している。数々の調査報告によれば、OTS による訓練生は、それ以外の実践訓練と座学による訓練の場合と比較して最大15倍も情報の保持率が高い。複雑な産業用プロセスの動態モデルが、運転員の実践インターフェースと組み合わされる場合、OTS 訓練生は実践的経験を享受することで、定常・非定常双方の状況に対応する自信と特定水準を維持する能力（competencies）を素早く開発できるようになる。

より高次の習得経験を実現するために、水準能力管理ソリューションは、インストラクタに対して運手員が仮想的な環境下で対応するための問題状況を生成できるようにする。 またUniSim eLearn は、よりスマートで速効力のある訓練に向けて、多様なオンライン学習手法と組み合わせ個別的カリキュラムを作成して提供することにより、OTS 訓練介入の効果を向上させる。